労働慣行
経営理念の物心両面の幸福とは、経済的な豊かさだけでなく、自己実現を通した心の豊かさをも表しています。経営理念を実現するために、価値観の多様化や高齢化といった社会環境の変化、雇用の流動化といった労働環境の変化を絶えず認識しつつ、「やりがい」と「楽しさ」を感じることが出来る人事制度の構築と推進に力を注いでいます。
ワークライフバランスの推進
仕事と育児・介護の両立支援、フレキシブルな勤務体制の運用
仕事と家庭生活の両立を支援する施策の利用促進をはかるため、結婚・妊娠・出産・育児などの際に、利用可能な制度の説明や必要な社内外の手続きについて、「To Do List」としてまとめ、社内WEBサイトに公開しています。
障がい者雇用の推進
障がい者雇用率は2014年以降に雇用者数が増加したことにともない、現在2.00%(2019.12月現在)となっています。今後も障がい者の雇用については、積極的に取組んでいきます。
労働安全衛生
健康増進対策
従業員の健康増進については、健康診断結果を有効に利用する為に、「従業員の健康診断結果に基づくフォローアップ要領書」を定め、有所見者に対して指導勧奨を行うとともに、産業医・保健師と連携をとりながら、積極的に関与しています。
感染症予防
インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症を社内で拡大させないための措置を各事業場で実施しています。また、感染症に関する正しい知識と対処方法についても、従業員に教育等を通じて周知し、感染拡大防止に努めています。
メンタルヘルスケア
各工場で、第一種衛生管理者と安全衛生推進者をメンタルヘルス推進担当者として選任し、従業員のメンタルヘルス対策を実施しています。また、メンタルヘルス疾患に罹患した場合、産業医・保健師と連携を取りながら、休職から復職に至るまでのサポートを実施しています。
緊急時対策
AED設置
全ての事業所にAEDを設置し、従業員・お客様の万が一の場合に備えています。
避難訓練
南海トラフ地震や火災などに備えて、従業員の安全確保のための訓練を行っています。
人財の育成
キャリア形成の支援
自己の成長と自己実現は、従業員一人ひとりが仕事の中で「やりがい」と「楽しさ」を感じて初めて達成できると考えています。 そのため、すべての従業員に対して成長のための機会を提供するとともに、その”持ち味”を最大限発揮してもらう職場環境作りに努めています。
教育・研修の実施
従業員一人ひとりの成長を支援するために、各ステージに合わせた階層別教育、また、将来の経営幹部を計画的に育成するマネジメント教育を制度化し、中期人材育成計画のもと実施しています。
公正な評価・処遇
公正な評価・処遇の推進
公正な評価・処遇の推進のために、人事制度を改正するとともに、個々人の業績考課にバラつきがでないよう考課者に対し、考課者訓練を実施しています。
また、従業員の可能性を広げるため個別面談制度を導入し、入社時、6ヶ月後、3年次の社員全員を対象に、人事との個別面談を行っています。